効果音素材は「録った日のうちに」名前をつけておく

効果音素材は「録った日のうちに」名前をつけておく

効果音を録っていると、素材はどんどん増えていきます。
ドアの開閉、足音、布の擦れ、水の音。
気づけばフォルダの中は数百、数千のファイルになっています。

今回は、その「録った後」の話です。
地味ですが、これは収録そのものと同じくらい大事だと思っています。

素材は「探せない」と存在しないのと同じ

よく聞くのが「前に録ったはずなのに見つからない」という話です。
「Take_012.wav」「新規録音_3.wav」。
録った直後は中身を覚えているので、これで困らないんですよね。

ところが半年後に開くと、何の音なのかまったくわかりません。
結局ひとつずつ再生して確かめることになります。

探すのに3分かかる素材は、ほぼ「持っていない」のと同じです。
それなら録り直したほうが早い、という判断になってしまいます。

名前は「録った日のうち」につけるのが一番ラク

では、いつ整理するのか。
私のおすすめは、収録したその日のうちです。

その日なら、どのマイクで、どの距離で、何を使って鳴らしたのか、まだ全部覚えています。
数日経つだけで、この記憶はかなり曖昧になります。

ファイル名に入れておくと便利な情報は、たとえばこんな感じです。

・何の音か(例:Door_Wood_Close)
・どこで収録したか(場所、できれば時間帯もあれば良いがタイムスタンプでもOK)
・マイクや収録方法(Binaural / Contact など)
・テイク番号

全部入れると長くなるので、自分がよく検索する項目を優先すればいいと思います。

また、命名はできれば英名がオススメです。
macなどとやり取りする場合に文字化けしてしまったり、DAW上で挙動がおかしくなったりします。
とりあえず日本語で命名しておき、AIなんかを使って一括で英名化するのも良いかもですね!

ルールは細かさより「続けられること」

ここで一つ注意したいのが、ルールを作り込みすぎることです。

「カテゴリは三階層で、英語表記で、日付を先頭に…」
最初に完璧な仕組みを作ろうとすると、たいてい途中で面倒になります。

そして一度崩れると、元の命名と新しい命名が混ざって、かえって探しにくくなります。

大事なのは、疲れている日でも守れるくらいのルールにしておくことです。
多少ゆるくても、全部のファイルが同じルールで並んでいるほうが、結果的に使いやすいと思います。

それでも面倒くさいんだよ!!

私レベルのズボラさんだと、上記ですら面倒くさいと思います。
そんな方へ究極の方法
「収録の前後に、上記に箇条書きした情報を声に出して収録してしまう」です。

これをしておけば、とりあえず素材が全く何のものかわからない!という事態だけは避けれます。
これもAIを活用して一括でリネーム…とかできたら便利そうですね。

整理された素材は、あとから価値が上がる

整理にかける時間は、正直あまり楽しい作業ではありません。
録っている時間のほうが、ずっとワクワクします。

それでも、きちんと名前がついた素材は、別の案件でも迷わず使えます。
組み合わせて新しい音を作ることもできます。

録りっぱなしのフォルダ、手元にありませんか?
まずは今日録った分だけでも、名前をつけてみるところから始めてみてください。

素材は、録った瞬間より、使える状態になったときに本当の財産になります!(という戒め…)

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