no image

効果音の集め方 ― ハンディマイクで始める、プロ品質のフィールドレコーディング ―

効果音は「作る」だけでなく、「集める」ことで資産になります。
特にハンディマイク(ポータブルレコーダー)は、機動力・即応性・コスパの面で非常に優秀なツールです。
今回は、ハンディマイクを使った効果音収集の実践ノウハウをまとめます。

なぜハンディマイクが有効なのか?
代表的な機種には以下のようなものがあります。
・Zoom H5
・Tascam DR-40X

ちなみに私は長年「ZOOM H1n」というマイクを愛用しています。

https://amzn.to/4siidcJ

この価格帯でちゃんとした音質で録れますし、何よりもポケットに入るサイズなどで取り回しが良い。
音は「探す」ものではなく「遭遇する」ものです。
持ち歩いている人だけがチャンスを掴めます。

収録前に必ずやる3つの準備
1. 録音フォーマット設定
WAV 24bit / 48kHzで収録するのを基本にしてます。

2. ゲイン設定
録音したい音源によりますが、ピークがおおよそ-12db〜6dBに収まるくらいの設定でいきます。
レンジが広い、ピークがかなり大きくなりそうな場合は -18dB 程度に抑えます。

3. 風対策
屋外ではウィンドジャマー必須。
意外と家に忘れがちです。
もし忘れたら、風除けできるポジションで無理やり頑張りましょう笑

普段収録するのは、こんな感じの音が多いです。
•日常環境音(アンビエンス)
・公園
・駅構内
・雨音
・ルームトーン
作品の「空気」を作る基礎素材になります。

•ドアなど、フォーリーで作るのに苦労しそうなもの
宅録だと余計に限界ありますからね。
ちなみに大きいフォーリースタジオさんだとドアが置いてあったり
海外なんかはスタジオの中に車が丸々一台用意してあったりします。

収録のコツ

マイクの向け方
・近接 → 迫力
・遠距離 → ナチュラル

素材として使うなら気持ち遠めくらいが良いかもしれません、録りたいものによって変わってきますが。

後は、マイクが音を捉える方向(指向性)を意識すること。
何にフォーカスするか、で録れる音は全然違ってきます。
これはもう慣れですね。
感覚としては、カメラの画角調整に通じるものがあると思います。
何をメインに据えて、何をぼかすか•省くのか。
これを意識する事が上達のコツです。

後は細々としたTipsを

•音が鳴り終わっても5秒ほど録音を続ける。
•編集用の「間」を音の前後に作る
•ドアなどは同じ音を3テイク以上、演技感を変えて
•何を録ったか、編集の時に注意したい事をマイクに肉声で録音しておく

TOP